
この夏の暑さはどういうわけなんだろう。
σ(・_・)は夏大好き人間で夏になると元気になった子ども時代。
多摩川のほとりに住んでいたので、毎日多摩川で遊んでた。
まだ二子玉川園があった時代。破れた金網から中に入り込んで乗り物に乗せてもらってた。
ある夏、川の中州に大きな池が出来ていた。そんなに深くはない。
その池に大きな鯉が2匹泳いでいた。
友人と石を積み上げては鯉を追い詰めた。毎日毎日弁当を持って石積み。
30センチ程の鯉を手づかみしたら思い切り跳ねて河原に落ちた。
食べるわけでもないし、飼えるわけでもない。
友人と二人で話し合って、多摩川に放流してしまった。
気がついたら8月28日だった。青ざめてしまった。宿題何もしてない。
慌てて宿題を始めたが、到底無理。
家にいた兄が「宿題出そうと思うから大変なんだろ?出さなきゃいいんだ」
「叱られるよ!」
「叱られるだけだろが・・・」
結局何一つ宿題は出来ませんでした。
担任はσ(・_・)と友人の話を聞いて「多摩川の鯉を放流した話を作文に書け!」と。
必死になって作文を書きました。提出したら「いい夏休みだったか?」と。
あんな素敵な夏休みはなかった。今思えばいい担任だった。
その担任が病気で口が聞けない。郊外の不便なところに入院してる。
明日は同級生を連れてお見舞い。
あの夏休みの時、二子玉川園にバラ園が出来た。そのときにバラの種類の多さに驚いた。
時々バラの苗を買ったがちゃんと咲いたことがない。
このバラは長野県のバラが趣味という知り合いがわざわざ持ってきてくれた。
何でもイギリスのバラだと。名前は・・・忘れた。
この酷暑のなか、華麗に咲いている。
5年生の夏休みを思い出した。はるか昔の夏休み。
麦わらぼうしの、夏休み~♪ 誰の歌だった?
吉田拓郎だったかな?フルッ!(笑
宿題なんて出さなきゃいいだろ?ってヘンな兄は今年はじめに亡くなった。
10歳も上の兄だからちゃんと話したことはなかった。
墓参りでもするかなぁ。もう肉親は誰もいなくなった。順番だからねぇ。